テレホンカードとは、公衆電話で現金の代わりに使用できるプリペイドカードで、NTTカードソリューションの登録商標となります。
1982年に、50度数・100度数・300度数・500度数の4種類のテレホンカードが発売されました。これは10円分を1度数として、通話した分だけ度数が減る仕組みになっています。
テレホンカードは、小銭が無くても公衆電話が使える利便性から広く普及しました。
表面に絵柄を印刷出来ることから、企業の宣伝用や、記念品、雑誌の懸賞品などにも用いられ、実用面以外にも、人気アイドルや非売品のテレホンカードにプレミアムが付いて高値で売買されるなど、コレクションアイテムとしての人気が高まりました。
しかし、その後、 使用済みテレホンカードに磁気情報を加えた偽造テレホンカードが横行するようになり、300度数・500度数といった高額のテレホンカードが廃止となります。
同時に、磁気カードよりもセキュリティ面に優れたICテレホンカードが登場しますが、これはICテレカ対応公衆電話機でしか使用できず、磁気テレホンカードとの互換性が無かったために不便な一面がありました。
さらに、ちょうど携帯電話が普及し始めた時期と重なったこともあって、あまり一般に浸透しないまま、2006年3月末に販売を終了しています。
昨今ではさらに携帯電話の普及が進み、公衆電話自体の設置台数が大幅に減少しており、テレホンカードを利用する機会は減っています。
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